九九球判取帳

段取り:3球先を読む撞き方

ガイドレイがあるぶん、狙いの精度は全員同じ。差がつくのは「入れた後」の設計です。

更新 · 2026-10-26

013球先を読む

9ボールは常に最小番号から撞くため、球の順番は自分で選べません。代わりに選べるのは、各球を撞いた後、手球をどこに残すかです。ここで3球先まで置き場所を決めておくと、詰まりが減ります。

考え方は単純です。今撞く球(1番)を落とした後、次に撞く球(2番)が入る角度に手球を残す。さらにその次(3番)も入る角度を確保する。この3つが繋がれば、途中で詰まる可能性が大きく下がります。

逆に、1番を入れることだけを考えて強く撞くと、手球が2番の死角に入って詰みます。入れる球より、残す位置を先に決めるのが9ボールの基本です。

029番を常に探す

9番は、最小番号に正しく当てさえすれば、どの球に当てて転がしても構いません。つまり2番を狙う場面でも、2番に当てて9番へ送る形(コンビ)が合法です。決まれば、残りの球を全部落とす必要はなくなります。

狙える形は3つあります。9番を直接狙う、的球に当てて送る、クッションを使って送る。どれも角度が合えば同じ1点です。台を見たとき、最初に9番の位置と、そこへ向かう線が通るかを確認する習慣をつけると、試合の終わりが早くなります。

03セーフティを選ぶ条件

入る球がない、あるいは入れても次の球が詰まる。そういうときは、無理に撞かず相手に難しい形を残すほうが得です。9ボールでは、最小番号に当てておけば反則になりません。

有効なのは、手球を相手が撞きにくい位置へ送り、かつ相手の最小番号がクッション際や他の球の陰に来るようにすることです。このゲームでは「接触後に球がクッションへ届かなくても反則」という規則がないため、ごく弱く当てて手球を隠すだけでも反則になりません。

ただし制限時間は有限です。セーフティを狙うときも、撞く前に強さと方向を決めておきます。

04ブレイク後を読む

ブレイクは自動で行われ、撞く強さは選べません。そのため、ブレイク前に読めることは限られます。意識するのは、球が散った後に「最小番号がどこに残りやすいか」です。

ブレイクで球を落とせた場合は続行できます。落とせなかった場合は相手の番になりますが、台は荒れているので、相手も難しい形から始まります。序盤は「自分の番で1球確実に落とす」ことを優先し、大きな崩しは避けるのが安全です。